ケミカルピーリングについて
●● Dr.ObagiのNuDerm(クリームプログラム) ●●
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ケミカルピーリングに興味のある方だったら、Dr.Obagi(ドクターオバジ)という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
このページでは、病院でしかできないオバジのピーリング『NuDerm(クリームプログラム)』についてご紹介。
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●Dr.Obagiのクリームプログラムとは? ケミカルピーリングの一種で、ケミカルピーリングにもいろいろな種類がありますが、オバジのNuDerm(以前はクリームプログラムと呼ばれていました)では『レチノイン酸』という病院でしか使用できないビタミンAの一種を用います。 レチノイン酸は、化粧品に配合されているレチノール(しわ改善や美白効果で配合されており、最近では肌のターンオーバーを促進するのでニキビにも有効だということがわかっています)の100倍の効果とも呼ばれている成分で、一言で説明すると『肌をまっさらの状態に戻してくれる』ような効果です。 ただし、すべての物には表と裏があるように、効果が高いものは副作用も強いのが世の常識。 その副作用を上手にコントロールして、ケミカルピーリングが苦手な黄色人種にも使えるようにさまざまな化粧品や使い方を工夫したものが『Dr.ObagiのNuDerm(クリームプログラム)』です。 それでも、NuDrem(クリームプログラム)は人によっては皮剥けや赤みがかなり出ますし、濃度をまちがえると肌がケロイド状になったりというトラブルを伴うので、病院の先生の元でしか処方されません。 ロート製薬から一般の人が普通のショップで買える『スキンサイクラー(Skin Cycler)』というケミカルピーリングのソフト版のようなものが発売されていますが(2〜3ヵ月分:3万円)、それよりもずっと効果があるそうです。 先生に聞いたら、 スキンサイクラー < 普通のケミピ < NuDrem(クリームプログラム) という感じで、ケミピを数回やるよりもNuDrem(クリームプログラム)1回のほうが効果あるんですって。 ●あやまつとDr.ObagiのNuDerm(クリームプログラム)との出会い その1:実は、NuDrem(クリームプログラム)と出会ったのは5年以上前。 当時、まだまだ珍しかったDr.Obagiのブルーピーリング(TCAを用いたピーリングで、顔が青くなることからブルーピーリングと呼ばれています)を、Obagi直伝で行っているという松倉先生のクリニックが家から歩いていける距離にありました。 目的は、ブルーピーリングではなく(そこまでの勇気もなかったし、まだ必要性もなかったつもり)、お試しのケミカルピーリングがやりたくて行ったのです。 松倉先生のカウンセリングを一通り受けた後、『色が白くなりたいんです!』と申し上げると、『白くなりたいんだったらクリームプログラム+ブルーピーリングのコースが一番だよ!』と熱心に勧められました。 しかし、値段を聞くと、クリームプログラムとブルーピーリングのセットでなんと40万円! 40万円なんてOLにはとてもとても・・・というと、じゃあ6週間のクリームプログラムだけだったら28万円ですよ、と再プッシュされました。 40万円も28万円も変わらないわよ、と思いながら、『3年くらい貯金してお金貯めてきます!』と言って断ったところ、松倉先生は『3年たったら肌の治療なんてもっともっと進んで何もかもが変わっていますよ!』とおっしゃっていました。(でも結局、あれから5年たっても、やっぱり色々なクリニックの先生がレチノイン酸での治療を高く評価していることを見ると、根本的なところはあまり変わってないような気がします) その2:ファスティングのページで登場しているさぷり教授ですが、ある日(03年秋頃、ちょうどファスティングでお世話になりますとか相談していたころ)、さぷり教授が『あやまつさんは化粧品詳しいんだってねぇ。だったらこういうの知っている?』とObagiの英語の古いパンフレットを持ってきました。 あやまつ『えっ、さぷり教授、これObagiじゃないですか。世界的に有名な美容外科の先生ですよ!さぷり教授よく知ってますねー!!私もObagiのはちょっと詳しいですよ!』 さぷり教授『何言ってるの!これ8年位前に日本のクリニックに初めて導入したの、僕関わっていたんだよ!』 あやまつ『え‘〜〜〜!!!』 詳しく聞いたところ、8年位前、とある日本の会社がObagiのクリームプログラムを日本に導入しようとして、アメリカのObagiのところに何とか日本に入れられるように交渉を重ねていました。 やはり、副作用が危険なので、なかなか交渉がうまく進まず、そこでさぷり教授が日本の会社側から呼ばれて(その時さぷり教授は海外で休暇を楽しんでいたのに、突然ロサンゼルスに呼ばれる羽目になったそうです)、クリニックの医者を通して治療を行う方法で説得して、無事日本に入れられることになったそうです。 さぷり教授曰く、アメリカでさまざまなデータを見たときに、これはすごいと思ったそうです。 さらに、日本に1セットもって帰り、そのころ交流があった女医さんにあげたんですって。その女医さんは、すばらしい方だったのですが、唯一肌トラブルが本当にひどくて、本人もどうしようもない状態で、ぼこぼこの柑橘類(でこぽん)のような状態でした。しかし、数ヵ月後にその女医さんに会ったら、でこぼんのような凄まじかった肌がつるつるのボールのように良くなっており、しかもぼこぼこ肌がつるつるになったせいか、顔自体も一回り小さくなってしまったように見えたくらい変わったそうです。 それを聞き、いつかは私もクリームプログラムを!と思いました!(さぷり教授にも『いいんじゃない?』と薦められたのですが、リゾートに行く予定があったので、日焼け厳禁のこういったケアはできないまま今日に至っています・・・) 8年も前に、Obagiのすごさに気がついたさぷり教授って・・・すごい!! ●病院で行うDr.ObagiのNuDerm(クリームプログラム) 5年前には28万円という信じられない価格だったクリームプログラムも、さまざまなクリニックが取り入れるようになり、また、ロート製薬の化粧品などからObagiの名が広まってくると、価格もぐっと下がり、ずいぶんとリーズナブルな価格で治療が受けられるようになっているようです。 中には、色々な掲示板で、アメリカの通販会社から個人輸入する方法を調べて、個人の判断でNuDrem(クリームプログラム)を行っている人も見かけます。 しかし、正直、個人で判断しながらプログラムを続けていくのは不安ですし、万が一トラブルが起こった場合に、すぐに診療してもらったり、医薬品を処方してもらったりする環境は不可欠だと思います。 レチノイン酸は、肌質や肌色によって使用する濃度をかなりきめ細かくコントロールしなければいけないものですので、その点はレーザー脱毛にも非常に良く似ていると言えます。 実は昨年の終わりくらいに、西山先生の病院を訪問し、脱毛のお話やレジュビネーション(若返り。ケミピもレジュビネーションのひとつ)の最新技術について色々聞いていましたところ、NuDrem(クリームプログラム)のパンフレットを見つけたのです。 あやまつ『あれ、これなんですか?オバジのじゃないですか!ここでやっているんですか?』 西山先生『最近始めたんですよ』 あやまつ『えっ、本当ですか?でも受付にも待合室にも、どこにも書いてないじゃないですか!』 そして、NuDrem(クリームプログラム)の各アイテムの値段表を見せてもらって驚いてしまいました。・・・安い! あやまつ『これ、安くないですか?この価格って、病院が自由に決められるんですか?』 西山先生『うん、メーカーさんにもすごく安いって言われているの。普通のところの半額くらいかな。』 この値段だったら、普通のOLさんでも、どうにか肌トラブルを改善したい、、、と思っている人だったら出せる金額(アメリカから個人輸入するのとそんなに変わらない価格で病院の先生の診断も受けられる!)だと思い、HPで紹介しようと思ったのです。 私は、『何が何でも安く』とか、『リスクを伴ってまで安く、、、』と言う考え方は絶対反対で、化粧品や美容院と同じように、自分が出せる範囲の値段の中で一番信頼できるところを選びたいと考えています。(むしろ、何が何でも安くと考えている人には、このHPは向かないと思います。たった一つしかない自分の体ですから、自分ができる範囲で丁寧にケアをしてあげたいと思っていますもの。) ですから、かつては28万円もの大金を出してしか受けられなかった治療が、きちんと病院で先生の診断や診察を受けながら、OLさんでも支払える価格で受けられることに大きな価値を感じたのです。 下にNuDrem(クリームプログラム)のアイテム内容を掲載していますが、3ヶ月間分で全部そろえても5万円くらいです。一応、これを使えば、ほかの化粧品や日焼け止めは必要ない内容ですので(それでも自分で使いたいと言う人は先生に相談して、お肌に合わせて使ってくださいね)、基礎のスキンケア+日焼け止めで1ヵ月17,000円だったらどうにかなるのかな、と。 ただし、何度も書いているように、高い効果があるものは必ず副作用を伴います。西山先生曰く、『皮剥けとか赤みとか、OLさんにはちょっとどうかな?と思うよ』だそうです。西山先生は、実際に自分のお顔で試されたそうなので、本当に始めようと言う方は、カウンセリングの時にそのあたりをよく聞いてみてくださいね。悪いこともきちんと説明してくれる先生ですので。 ●Dr.ObagiのNuDerm(クリームプログラム)の具体的な内容 オバジのNuDerm(クリームプログラム)は、NuDermと呼ばれるスキンケアキット(日本では病院の先生の管理の下でしか使用できないシステムとなっています)と、レチノイン酸(日本では病院でしか処方されません)を約18週間くらい(人によって差があります)使用することで、肌の細胞の再生を促進し、赤ちゃんの時のような『トラブルのない』『抵抗力の強い』肌を作るプログラムです。 最初に、病院で医師によるカウンセリングを受け、肌タイプによって使用量や使用回数などのカウンセリングが行われます。これは、肌タイプによってかなり違ってくるので、必ず医師に見てもらってくださいね。 『反応期』と呼ばれる最初の6〜8週間は、ダメージを受けている肌が新しい健康な肌と入れ替わる時期で、肌の過敏反応(ぴりぴりするほどの乾燥や赤み、痒み、ほてり)など、一時的に肌が悪化したような状態になります。特に最初の2週間は痛みと腫れが起こるそうです。 『耐久期』と呼ばれる時期になると、肌がプログラムに慣れ、新しい肌が再生されるとともに、肌に抵抗力がつき、透明感が出てきます。 『完成期』と呼ばれる最終段階では、肌の抵抗力がさらにアップし、健康で美しい肌となります。いわゆる肌の過敏反応がほとんどなくなります。 この3つがプログラムで、だいたい18週間くらいかけてプログラムを行います(個人差があります)。 特に最初の反応期が大変なので、きちんと覚悟するとともに、信頼できる医師にかかって、きちんと診察を受けながらプログラムを行ってくださいね。
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